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骨木象嵌
2017-10-05フォントサイズ: A A A

 寧波象嵌は中国伝統手芸品の中できわめて優れたものである。完璧な工芸品として登場したのは、隋・唐の時期である。清の乾隆・道光年間、寧波の骨と木の象嵌は独特な地方の風格と精巧で、世界に名が知られ、揚州の螺鈿と広東の象牙象嵌に劣らない存在である。寧波象嵌は「貢ぎ物」とされ、今も北京頤和園の楽寿堂に寧波の骨木象嵌が陳列される。

 

 寧波象嵌の手法には高嵌入と平嵌入の二種類がある。前者の模様は突き出ているのに対し、後者の模様は木材と並行して嵌めている。その作り方は主に象牙、螺鈿、木片、銅などを使って、木材に嵌め、彫刻刀で彫ってから線を引くことである。気高い装飾物としながらも、また実用性もある。

 

 寧波の骨木象嵌は朱金の木彫り、漆の工芸品と同じように、唐代に鑑真和尚によって日本に伝わったという。日本の唐招提寺の中に陳列されている骨木象嵌家具、漆皿などはほとんど明州から持っていた工芸品である。僧侶たちが使った「紫檀碁盤」「双陸盤」などの器皿も明州の職人によって作られた寧波骨木の象嵌である。嵌めた図案は古雅で、彫刻は入念で、腕前は優れている。日本の真人元開の『唐大和上東征伝』によると、鑑真が日本に持っていたものは、刺繍像、画像、彫像、金銅像……骨木象嵌の仏像などという。その像と寺院建築の方法は、日本の塑像と寺院彫刻の手本となる。

 

 寧波骨木象嵌の技術は更に古きを生かし、椅子、揺り椅子、机、茶卓、置物、大きい戸棚、小さい戸棚および屏風、装飾品などに活用され、その技はとても優れている。中国画にそっくり、草花と人物が生き生きしている。国内にも海外にも人気のあるようである。


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